泣きたい時に泣けるのが真の強さ

Instagram  mico.serendipity2より抜粋

 

私はずっとこう思ってきました

人に頼らない/甘えない/人前では泣か

ない/弱音を吐かない

それが強さでそんな自分は強い人間だと

思っていました

しかしそれは違ったようです

本当はそうしたくても人に頼れない/甘

えられない/素直に感情が出せない

それが私の弱い部分でもあると気が付き

ました

必要な時に助けて欲しい/辛いと素直に

言える・弱い部分も見せられる勇気

それが真の強さなのではないかと思う

ようになりました

***

『人に甘える事を教えてあげられなくて

ごめんね、後悔があるとしたらそれくら

い…』

生前の母にこう言われました

母も人に頼らないタイプの人でした

最期くらいはあなたに甘えると言い、お

そらくそれが人生最大の勇気を持った最

期の娘孝行だったのでしょう

母の死後、ある人から次のように言われ

ハッとしました

『あなたが助けてと言えば皆手を差し伸

べる準備は出来てる、助けてという言葉

を待っているんだよ

でもそう言わないから周りはどうしたら

いいのか困惑しているんだよ』

私の場合は弱音を吐く事を格好悪いと思

っている訳ではなく、周りの人を信じて

いない訳でもありませんでした

もし弱音を吐いてしまったら弱い自分に

鎧を被せギリギリで立っている自分が崩

壊してしまう…と思っていたからです

崩れた所から這い上がるのは大変ですか

らね…

弱い部分を見せたら自分を保てなくなる

から甘えられない、そういう方は少なく

ないでしょう

自分のそういう性格を他人に押し付けて

しまう所もありました

どうして弱音を吐くの?私は我慢してい

るんだから、あなたも我慢しなよという

感じだったのでしょうね…

しかしある時気付いたのです

これは自分一人で生きてる気になってい

るただの思い上がりだと言う事に

人間は一人で生きられる訳はなく、沢山

の人に支えられ今の自分は存在している

という事に

きっと一人で泣くより誰かの前で泣いて

しまえた方が崩れてしまっても這い上が

るスピードも速い、今ならそう思えます