板垣昭子さんfacebookより

*板垣昭子さんfacebookより抜粋


私はね なんて美しいんだ なんて大きんだ
と思うのですよ あなたのこと

色んなことがあったのに
なに食わぬ顔して
やり過ごして
生きてきたあなたのことを

誰かを悲しませないために
あなたはその時
嘆かなかったのでしょう
叫ばなかったのでしょう
泣き暮らさなかったのでしょう

そんな場合じゃなかったから
ぜんぶ肚にしまい込んで
背中にくくりつけて
とりあえず立ち上がって
歩いてきたのでしょう

瞳の奥にそれを閉じ込めたままで

だから私はね
あなたはもっと幸せになっていい
幸せになる資格がある
もうそれ降ろしていいって
大きなお世話を言いたくなるのです

背負い続けて
背中の一部になってるのを
今降ろしても
もう誰も悲しみませんよ
あなたが軽くなるだけど
むしろみんな喜ぶはずですと

けど背中の荷物は見えないから
だからお互い出会うのです、と

あーこれが自分だなって思うから