アワを養う 2

*板垣昭子さんfacebook記事より抜粋

骨がある、筋が通る、実(じつ)のある、
重み深みがあるとはどういうことなのか
ずっと心にある

なぜ深みが備わるのか、反対になぜ深まらず
浅瀬にとどまってしまうのかを考えた時
突き詰めるチカラが潜在のアワであり
生命力そのものだと思った

” なんかこれは違うかもしれない… ”と
感受したとき渦のメグリを逆に
向けるのは相当なチカラがいる

サヌキの ”アタマが良いこと ”をカタカムナ
では危ういことととらえる
”アタマをカシラに”出来てないと

アタマが良ければ良いほどについ損得で
考えてしまったり、何よりその正当化が
上手くなる

これはあまりに恐ろしいから、とてもとても
氣を付けていて夫婦・家族の現象を
はかったり沢山の師匠に頼んで、ごまかして
いないか見定めてもらうようにしている

ココロにふれる仕事はそういうものだから
終わりはないと何となく思っている
見えない世界の見極めは難しい

瞬時にマが差し、移り変わる
突き詰める体力・根氣・根性がないと
最後のところでねじ曲げてしまう

途中までが真っ当で
最後の最後にヒョイとねじ曲げられるのが
いちばん判断しにくく、抜け出しにくくも
なる渦だ

判断・行動のサヌキは男でも女でも
その人のアワから生まれる
アワの量は愛の量だと思えば
それを自分で地道に養っていくしかない

タイマグラのばあちゃんが
やっぱりあわのみちは果てしない
ことをまた思い出させてくれた