＊ダライ・ラマ法王 公式ホームページより抜粋
たとえば東京には何百万人もの人々が
住んでいて時にはニュースで見るような
悲しい事件も起きています
しかしそれは何百万人の子ども達、老人達、
病を抱えた人々が周りの愛と慈悲によって、
行き届いたケアを受けている数に比べたら
微々たるものです
つまり愛と慈悲の方が人間社会において
ずっと優勢を保っているという事です
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人の幸福や満足感は最終的に自分自身の内から
湧き出るものでなければなりません
お金やコンピューターから究極の満足を
得ようとする事は違うのです
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相互依存の関係がますます高まっている今日の
世界では、私たちの福利と幸福は他の多くの
人々に依存しています
難題に直面している今こそ、人類はひとつだと
いうことを受け入れざるを得ません
人は表面的な違いがあっても、平和と幸福を
のぞむという点においては皆同じです
仏教の実践には、瞑想を通した心のトレーニングが
含まれています
心を鎮め、愛や思いやり、寛容さ、忍耐などを
育むには日常生活の中で個々が心のトレーニング
を実践していく必要があります
(中略)
私たちは思いやりをもって互いに手を差し伸べる
必要があります
このかつてない難題に対処するには
協調してグローバルな取り組みに協力する
しかないのです
