ツインレイ 全ての喜びと愛を

*愛と豊かさを紡ぐ宇宙からのhappy
メッセージブログより抜粋・加筆
(2021,3,8)

ある一人の男がいた
男はさまよっていた
果てしなく広がる砂漠は彼の心を
次第に落ち込ませた

足取りは重く、自分は何のために生き、
何のために歩いているのか忘れて
しまう程に

ある一人の女がいた
女は自分の価値を知らず、日々自分は
何者であり何のために生を受けたのか
考える日々を送っていた

女は花を愛で、風を友とした
また星はいつも彼女に話した

『その時はもうすぐやってきます』
『あなたがあなたに戻る瞬間は
あと少しです』

男はある夜、星の声を聴いた
ある輝く星がまるで彼をいざなう
ように瞬いた

彼は瞳に輝きを取り戻した
一歩足を踏み出す度に身体は軽くなった

星が朝日に溶けた時、そこに水瓶を
持った女が立っていた

男は知っていた
彼女に逢うために今、この時に生を
受けた事を

女は知っていた
彼が以前夢の中で逢った者である事を
そして自分は彼に出逢うために
存在していた事を

また二人の中に同一の愛がある事を
言葉を交わさずとも互いの意味を
知り、出逢いの価値を知っていた

この瞬間から二人は一つとなり、
この星での使命を悟った

唇を合わせ、身体を重ね
その愛の深さを知る大切さ
それこそが愛の根源である事を
思い出した

また人々は皆、愛の存在であり
手を携え互いに違いを認め合い
いつかは光のエネルギーに溶ける事

私たちの人としての一生は
星が瞬くくらい一瞬である事

沢山の生まれ変わりを通して、
内なる真実の光に出逢う事

全ての喜び、悲しみ、光と影を
体験し本当の記憶を取り戻す事

それら全てを思い出すために
わざと遠回りしてきた事に
気が付いたのだった